吉川舞のまいのまにまに

京都観光おもてなし大使 吉川舞の日々の活動日記

京都魔界巡礼 後編

こんばんは、
ミス小野小町吉川舞です。

今週末は大好きだった
母方の祖母の1周忌で
実家に帰っておりました。

小さい頃、両親が共働きだった私は
昔から、"おばあちゃんっ子"だったので、
まだまだ寂しいという気持ちは消えず、
1年経った今でも、
ふとした拍子に思い出すと、
つい涙が出そうになります。

けれど、泣いてばかりいても、
おばあちゃんが心配しそうなので、
前を向いて、自分の今を
精一杯 進んで行かなくちゃですね。

残された他の家族や、両親へ、
できる限り親孝行をしながら
これからの人生を歩んでいきたいな
と、思っています。

さて、今日は前回の続きの
「京都魔界巡礼ツアー」 後編です。

前編はこちらからどうぞ

maiyoshikawa.hatenablog.com


清涼寺を後にした一行は、
あだし野 念仏寺へと向かいました。

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このお寺の前身となったのは、
約1200年前に弘法大師が創建した
五智山如来寺だと言われています。

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▲念仏寺の竹の小径

境内には8000体を超える
石仏・石塔があるのですが、
これらは全てあだし野に
葬られた人々のお墓なんだそう。

毎年8月には、その無縁仏に
灯明を灯す「千灯供養」が行われます。

念仏寺での自由行動時間に、
こんな教訓が貼ってあるのを
発見しました。

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▲俗世間 つもりちがい十ヶ条

え〜と、個人的には、
「少ないつもりで、多いのが無駄」
というのが、心にグサっときました。

お金とかの分かりやすい話じゃなくて、
時間とかの無駄になると、
寝るのが大好きな私は耳が痛いです。笑

そして、そんな自由行動の後は、
嵯峨鳥居本町街並み保存館にて、
第二次世界大戦前の嵯峨の街並みと
かつて愛宕山へと続いていた
愛宕鉄道」の路線について、
ジオラマを使った説明を受けました。

街並み保存館の目の前には、
勝軍地蔵大菩薩祠があります。

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この地蔵尊は、
甲冑姿という珍しいお姿。
鳥居本の人々が
大事に守っておられます。

魔界巡礼も終わりに差しかかり、
最後は愛宕神社で有名な愛宕山へ。

愛宕神社と言えば、
火伏せの神様として知られており、
3歳までに愛宕山に登ると、
「その子は一生火事にあわない」
と言われているんですよ。

今回、愛宕山のふもとにある
鮎茶屋の平野屋さんが
魔界巡礼ツアーのゴールでした。

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▲平野屋さんで頂いたお抹茶

ここでは、美味しいお抹茶と、
名物の「しんこ団子」をいただきました。

本当にあっという間の数時間でしたが、
参加できて、とても楽しかったです。

誘ってくださった丘さんには
感謝の気持ちでいっぱいです。
貴重なお話を有難うございました。

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▲丘さんと平野屋さんにて。

京都には、他にもたくさんの
貴重な文化・歴史が盛りだくさんですので、
興味のある方は、京都検定の現地講座に
ぜひ参加されると面白いと思います。

私もこの講座をきっかけに
より京都の魅力にハマってしまい、
翌日から歴史の勉強を始めました。

まだまだ微力ではありますが、
私も、京都・山科・随心院の魅力を
小町ちゃんを通じて皆様に
発信していきたいと思っていますので、
それをきっかけに「京都って面白い!」
「もっと京都の歴史が知りたい!」と
言ってくださる方が増えれば嬉しいです。

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最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。

それでは、明日も
素敵な1日になりますように。

おやすみなさい。